忌み枝

「忌み枝(いみえだ)」とは生育を妨げ、美観を損なう枝の事を言います。

剪定すべき忌み枝は、これだけの種類があります。

・枯れ枝:枯れている枝。
・ひこばえ:樹の根元から出ている細い枝。
・徒長枝(とちょうし):樹の幹や枝から勢いよく真上に伸びた細い枝。
・逆さ枝:自然な枝の流れとは逆方向に伸びた枝。
・垂れ枝:下方に向かって伸びた枝。

・重なり枝:同じ方向へ接近して平行に伸びている2本の枝。どちらか1本を切る。
・車枝:熊手のように1本の太い枝から放射線状に伸びた細い枝。
・絡み枝:他の枝に絡みついている枝。
・立ち枝:横に伸びずに直立に伸びている枝。
・かんぬき枝:十字のように幹から左右対称に横に伸びた枝。
・懐枝:幹に近いところから生えている細い枝。
・胴吹き:幹の根元付近から上方に伸びている枝。樹の上部に栄養がいかなくなる。

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